Bally Peak Outlook

Bally Peak Outlook

世界の山々の環境保全を目指して
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山との関わりの歴史

バリーと山との関わりは深く、1851年以来、ブランドの原点であるアルプス山脈と、パイオニア精神に深く根ざしています。1956年には冬季オリンピックのスイス代表選手団、20世紀初期にはレイモンド・ランバートやリオネル・テレイなどの著名な登山家のスポンサーを務めました。また、1953年にエドモンド・ヒラリー卿と共に初のエベレスト登頂を達成したテンジン・ノルゲイが履いていたアイコニックなレインディア・ヒマラヤブーツをデザインしたりなど、バリーは自然環境やアウトドアに対して常に深い敬愛の念を抱いてきました。

Bally Peak Outlook財団

2019年、バリーは企業として社会的責任へのコミットメントを全うすべく、エベレストに復帰し、清掃活動に取り組むBally Peak Outlookイニシアチブを発足しました。環境活動家兼登山家のダワ・スティーブン・シェルパ氏率いる経験豊富な登山家チームが先頭に立ち、ベースキャンプから頂上までの間で2トンのゴミを回収しました。ゴミの半分以上は「デスゾーン」から回収されたもので、サガルマータ公害コントロール委員会によって適切な方法で処理されました。

2019年、Bally Peak Outlookイニシアチブは、テンジン・ノルゲイの息子であり、ネパール文化についての造詣が深く、広い知識を持つネパール人登山家兼作家のジャムリン・テンジン・ノルゲイと協働しました。バリーは、ノルゲイ家が運営するテンジン・ノルゲイ・シェルパ財団の支援を通じて、クムジュン村やヒマラヤ地域の教育プログラムを提供できることを誇りに思っています。

さらに、環境保護に向けた継続的なコミットメントを公式化すべく、2020年にBally Peak Outlook財団を設立しました。地球温暖化や環境公害がもたらす悪影響から世界の脆弱な山岳地域を保護するべく、Bally Peak Outlook財団はこれらの山岳風景の将来を脅かす問題の意識を世界的に高め、地元コミュニティがポジティブな変化をもたらせるように取り組んでいます。

同じ年の秋には、シューズ、アクセサリー、レディ・トゥ・ウェアから成る環境に優しいBALLY PEAK OUTLOOKカプセルコレクションを発表し、その売上純利益の100%を、財団の保全活動プロジェクトに寄付しています。また、アルプスの氷河に対する危機意識を高めることを目的として、環境活動家兼著名なフォトグラファーのミシェル・コンテ氏を起用し、スイスのローヌ氷河でこの限定コレクションの撮影を行いました。

「8x8000m」宣言

ヒマラヤ山脈におけるすべての登山探検が記録されているヒマラヤデータベースによると、1905年以来、エベレストを含む8,000メートル級の山頂には10,500回以上の遠征が試みられているとのことです。そのため、登山シーズン期間のベースキャンプは山の中で最も住民数が多く、汚染のひどい場所の一つとなります。

ヒマラヤ氷河は灌漑、水力発電、飲料水として下流域に住む8億人の人々に日常生活で欠かせない真水を提供しています。しかし、人の往来が極端に多いものの、過酷な環境に囲まれた人里離れた地域はめったに清掃されることがないため、数十年に渡ってゴミが蓄積され、氷河を汚染しています。

2020年9月、ヒマラヤ山脈において危険に晒されている生態系を構成する8つの標高8000メートル級の山々のベースキャンプを清掃するべく、Bally Peak Outlook財団は「8 X 8000M」宣言の第一フェーズに着手しました。ダワ氏が率いるこの遠征は47日に及びました。新型コロナウイルス感染症が原因でオフィシャルトレイルが閉鎖されていたため、迂回ルートを辿り、西から東まで、チョ・オユ-(8,188m)、エベレスト(8,848m)、ローツェ(8,516m)、マカル―(8,485m)などのベースキャンプから2.2トン相当のゴミを回収しました。

世界的に蔓延したパンデミックによる未曽有の事態は、観光産業が100万人の雇用を支え、GDPの7.9%を占めるネパールに打撃を与えました。そのような状況の中、Bally Peak Outlook財団のプロジェクトは、プロの登山家、清掃業者、仕分け業者、梱包業者、運搬業者に加え、各ベースキャンプにおける地元住民から成る専属のサポートチームなどを雇用することで、地元コミュニティに重要な収入を提供できました。

これらの神聖な山肌を自然のままの清らかな状態に回復する「8x8,000m」遠征の第二フェーズは2021年に実施される予定で、チームはカンチェンジュンガ(8,586m)、ダウラギリ(8,167m)、マナスル(8,156m)、アンナプルナ(8,091m)を始め、3度目となるエベレストのベースキャンプの清掃活動を行います。

地元民の声を祝福する

地形が困難であることから、「8x8000m」遠征チームの約半分はシェルパ族で構成されています。彼らは独特の遺伝経路を備えているため、過酷な山岳環境で生活し、働くことができるのです。ヒマラヤのシェルパコミュニティへの注目を高めるため、バリーは「8x8000m」の第一フェーズと4つの雄大な山頂に捧げる短編ドキュメンタリー映画のシリーズ作品の製作を依頼しました。

ナレーションを務めるのは、同地域の日常生活で重要な役割を果たす、オラングチャング・ゴラ出身の草分け的な女性起業家であるヤンキラ・シェルパ、そしてクムジュンで生まれ育った若者のリーダー的存在、著名なシルダール遠征のナガ・ドルジェ・シェルパなどです。

山岳環境保全活動のパートナー

世界の地表の25%を占める山は世界人口の12%に淡水を供給しており、世界中の山岳環境問題に対する意識の向上や、早急な対策が求められています。
「姉妹山」提携によって遠征を推進しつつ、BALLY PEAK OUTLOOK財団は世界各地で保護活動プログラムに取り組んでいます。

富士山での高地登山を行い、富士山クラブと共に立ち入り禁止区域の清掃活動を行うほか、タンザニアのキリマンジャロ国立公園周辺のルートを地元の森林警備隊員が整備する支援を通じて、持続可能な観光事業を推進するための遠征を予定しています。

また、2019年以降、バリーは山岳地域に住む人々の生活条件や生活の質の改善に取り組むグローバルプロジェクトを率いる国際山岳連盟(UIAA)と、毎年行われる山岳保護賞のスポンサー支援も行っています。

参考文献&リソース